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REC終わりで会った友達に
“6歳くらい老けた？”と言われました。

◎『Emoria』はどんなアルバムになりましたか？

星野　朝、外に出て聴きたくなるアルバムになったと思います。

◎アルバムのリリース後、まわりからはどんなリアクションがありましたか？

星野　“何周も聴いてる”と言っていただけたり、“前回までの楽曲とはまた違って明るい雰囲気に感じた”などと言っていただけました。

◎「Baby Step」はどのように制作を進めましたか？

星野　“朝の眩しさ目を閉じ〜”から始まる歌詞のとおり、朝の寒い空気の中を歩き出すイメージでした。静かだけど少しだけワクワクしているようなリズムを意識しました。

◎「すればよかった」はどのように制作を進めましたか？

星野　今までにあまり演奏してこなかったタイプの曲でした……。明るいノリを出すのが難しかったです（笑）。

前回のREC（「風」／「香」）はそれぞれツバメスタジオの別のドラム・セットで録音しましたが、今回はアルバム全体をとおしてドラム・セットは1台のみを使用し、スネア以外はほぼチューニングとシンバル類でニュアンスを変えて録りました。ヘッドを全てファイバー・スキンに変えていていたので、柔らかくてあたたかいサウンドになったと思います。

◎「すればよかった」のMVの感想を教えてください。

星野　光の表現が未加さんの歌と楽曲にぴったりですごくよかったです！

◎「Inside of You」はどのように制作を進めましたか？

星野　出だしの少ない音数で16のノリを出すのが大変でした。ドラムはリハで一番手こずっていた曲でしたが、これまでの未加さんBand Setと違った印象の曲に仕上がっていると思います！

◎「香（Album Version）」はどのように制作を進めましたか？

星野　ライブでもよく演奏している曲だったので、シングル版と比べて曲のイメージはグッと固まっていると思います。

今回のRECはボーカル含め全員“せーの”で録るという初めての録り方だったのですが、想像以上に大変でした……。「香」と「Speed」が特にテイク数が多かった気がします。REC終わりで会った友達に“6歳くらい老けた？”と言われました（笑）。

ドラムに関しては、なんかずっとカサカサ？ガサゴソ？しているイメージで叩いています（？）。

“ありがとうございます！！”と
思いました。

◎「Speed」はどのように制作を進めましたか？

星野　こちらもライブで何度か演奏していた曲でしたが、REC用に少しアレンジのイメージを変えようという流れになり、時間がかかりました。夕暮れの海の広さをイメージしていました。

バンド全体で録ってからバラで録り直してみようという流れになり、なぜかギターの小林君と2人でテイクを重ね続けていました……（意識が薄れていてあまり記憶がない）。

◎「Chameleon」はどのように制作を進めましたか？

星野　リズムに関しては静かにワクワク系のイメージです。“曲的に最難関かな？”と話していたのですが、良い雰囲気で録れたと思います。

◎「風（Album Version）」はどのように制作を進めましたか？

星野　自分たちが得意な系統の曲ということもあり、シングル版よりさらに深くなっているけど暗すぎない印象に仕上がったと思います。

◎「部屋の灯り」を聴いた感想を教えてください。

星野　“やったー！！ありがとうございます！！”と思いました。この曲が最後だったらまた頭から聴きたくなるよなと。すごく好きです。

◎最後に11月14日（金）下北沢SPREADでのレコ発ライブに向けて意気込みをお願いします。

星野　アルバムの新しい楽曲で未加さんの歌もバンド・アレンジも表現の幅が広がり、さらにお楽しみいただけると思います！　ぜひ足を運んでいただきたいです！